【出産レポ⑤】ついに赤ちゃん誕生!!【コロナ禍】
2020年夏に第1子を出産したフジ子です。
初めての妊娠でコロナ禍のもと出産となってしまった私の体験談を書いていきます。
この記事が出産を控えている方の参考になりましたら幸いです。
の続きを書いていきたいと思います。
赤ちゃんの心音も復活し、いざ分娩台へ!
が、いきみ方もいきむタイミングも分からず・・・
母親学級が中止になってしまったので、このあたりの知識がほぼなかったです。
陣痛に耐えることばかり考えていたので、分娩のことは全く考えてなく・・・。
破水したのか、強制的にしたのかは分かりませんが、生暖かい水が出てきて、
「○○時破水!」と助産師さんが言っているのが聞こえました。
いざいきむとなると、あんなに出したい出したい騒いでいたのに、
「いついきめばいいの!?なんで産まれてこないの!?」
とパニックになってしまいました。
そしてすぐに疲れてしまい、「休みたい」と何回も言いました・・。
この時、長々やってたら赤ちゃんの心音がまた止まってしまうのでは…
と恐怖心が半端なかったです。
その様子をみて、会陰切開と吸引分娩が行われることになりました。
点滴と会陰切開をしましたが、まったく痛みは感じませんでした。
そして、医師の手にトイレが詰まったときに使う
スッポンのようなものがあるのが目に入りました。
「まさかそれを使うのか!?というか、それを入れるんじゃないだろうな!?!?」
と聞きたかったのですが、もうそんな余裕もなく・・。
もう「赤ちゃんが無事に生まれてくれればなんでもいい。好きにしてくれ。」状態でした。
吸引分娩なので医師や助産師さんとタイミングを合わせつつ、
早く終わらせたい気持ちから渾身の力で赤ちゃんを押し出すようにいきみました。
もう早く生みたくて必死でした。
3回目のいきみでものすごい痛みがあり、「痛い!痛い!」と叫びました。
同時に助産師さんに下の方を指差され、
見てみると赤ちゃんが股から出てきました!!!
ついに赤ちゃん誕生!!!
赤ちゃんと初めまして♡
かわいい♡
よく言う「ドゥルンッ」という感じはなかったです。
出てきた赤ちゃんをみて、「本当に出てきた・・」
とめちゃくちゃ驚きました。
出てきた直後、へその緒が赤ちゃんの首回りに巻き付いていて、
助産師さんがパパッと振りほどくのを見ました。
赤ちゃんはフゴフゴ水を口から出していて、苦しそう…
「あれ、なんで泣かないの?」と焦って助産師さんに聞くと、
「泣くよー」と返事をされ、すぐに赤ちゃんの泣き声を聞けました。
分娩台に上がってから25分で赤ちゃんは出てきてくれました。
後で調べてみたら、初産の分娩時間は平均2時間ほどだそうで・・。
陣痛のことばかり考えていたので、
分娩にそんなに時間がかかるとは思っていませんでした。
数回いきんだらすぐに生まれるものとばかり思っていたので、
次回機会があればもう少し冷静に生めるといいな、なんて思います。
赤ちゃん誕生後、産後の処置をされました。
色々やっていたけれど、怖すぎて赤ちゃんを見て気をまぎらわせ、
できるだけ気にしないようにしていました。
しばらくは赤ちゃんの心音が聞こえなくなった恐怖から、
「赤ちゃんは大丈夫だろうか。」という不安でいっぱいでした。
15分間面会できるようになっていたため、
処置している間に主人に生まれたことを報告。
家から近い病院で生んだため、2時45分ごろには主人が病院に到着。
15分間、主人と赤ちゃんと3人で写真を撮ったりして過ごしました。
こうして、私の初めての出産は無事に終えることができました。
【出産レポ⑥】にて、小話やまとめを書いていきたいと思います。